仮プレ～ＢＢＱ

今日は楽しいバーベキュー。鍋奉行の俺も、指示出しと肉焼きに大忙しだ。

…がそこにやつが現れた。

「良いだろう、俺が…俺達のＢＢＱが相手だ！」

俺達と奴のＢＢＱ、どちらが真のＢＢＱか勝負だ。
この味勝負、負けはしない！

前衛でまず旋剣の構え。
「この剣の振り、この回転、これぞＢＢＱで鍛えた証！　お前にそれができるか！」

攻撃はもっぱらインパクト。
「この衝撃、受け止めて見せろ！」

「くっ、お前のＢＢＱもやるじゃないか、だが最後に勝つのは俺たちだ！　なぜなら！！」
すっとよけて、後衛の女の子たちを見せる。

「彼女たちは、戦闘中にもかかわらず、ＢＢＱをしている！！」

大暴露。

「戦闘の緊張感すら破壊する、俺のＢＢＱの仕切り！　貴様にまねができるか！
　貴様のＢＢＱは彼女たちをきゃっきゃさせられるのか！！」

一瞬後ろを向いてエルたちにジト目。
「エル、もごもごさせながら回復してたら、普通わかるぞ…」


そして、どこからか焼き立ての肉を取り出し一口

「うーーまーーいーーぞーーー！」　心からの叫び。

「お肉を食って元気百倍！　一気にたたみかける、みんな、いくぞ！！」

とどめ時は一言
「お前のＢＢＱも、なかなかだったぞ…」うるんだ目で一言。

残りの肉…焦げたな。だが大丈夫。だって俺の仕切りのＢＢＱだからな。
うまいぞ！　さあ食おう！！
とかいいつつ、一口入れただけで、その後はしっかり、食ってない。
…いい仕事したなあ…。エル、サイダーで乾杯だ！！